病院シリーズ そのⅢ
《病院のベッドの上》
骨折していたのも知らず打撲だけだったら2、3日入院すれば治るくらいの気持ちでいたのだが、その実はまったく違っており痛く苦しい夜を迎えるはめになった。
意識ははっきりしておりなにかに掴まって少しでも歩けるようなら入院なんかせずに帰るつもりでいたのに、どのようにしても立ち上がることはおろか体をずらすことすら出来ず、しかも過去にこんな経験なんてまるでなく(とにかく今は入院するしか方法がなさそうだ!)・・・・ということだけはおぼろげに理解できた。
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